誰が何を見るか
Toutadmin には、ひとつずつ印をつけていく権限表はありません。あるのは二つの役割、四つの 横断的な権限、組織から導かれる管理関係、そして一つの単純な規則です。すなわち、画面は データを一件も読み込まないうちに入室を断ります。このページは、コードに書かれているとおりに 規則を残らず並べます。
考え方#
検査は画面のあちこちに散らばってはいません。一か所にまとまっています。
Node 側は src/middleware/、PHP 側は App\Core\Kernel で、すべての
要求が経路を決める前にそこを通ります。ですから権限の方針は一息に読み通せますし、新しい
ページを入れ忘れることもありません。
断るとき、製品は理由を言いません。そっけない文言とともに元の画面へ戻すだけです。 おしゃべりなエラーは、その画面が存在することと、どの権限が要るかを、詮索する者に教えて しまいます。
二つの役割#
| 役割 | 何であるか |
|---|---|
admin |
管理。アカウントを作り、権限を与え、モジュールを入れ、メールアドレスとメールサーバーの 設定に触れ、名簿からの非表示を扱い、監査記録を読み、バックアップから戻す。これができる 唯一の立場です。 |
employee |
メンバー。自分の画面、名簿、予定表、閲覧のみの勤務表、申請、共有の金庫、知識の蓄積、 申し出としての在庫。それ以外はすべて、権限か管理の役目に懸かっています。 |
一般公開の登録も、誰でも使える招待リンクも、認証基盤による自動作成もありません。アカウントは ログイン中の管理者の手から生まれ、その操作は記録に残ります。これは設計の判断であって設定では ありません。有効にする手立ては存在しません。
管理にも見えないもの#
意図して置いた三つの例外。管理者であっても足りない場面です。
- 内部通報。通報は管理者を名指すこともあります。読めるのは任命された窓口だけ で、管理はその窓口を任命しますが、中身は読みません。
- アクセスコードで開けた金庫の区画。コードで開いた接続は、背後の アカウントが誰であっても、管理の接続にはなりません。
-
従業員のための画面。
/mon-espaceと/agendaは管理を 自分の一覧へ戻します。管理アカウントには休暇の残日数も、上長も、給与明細もありません。
四つの横断的な権限#
管理 → 権限から、一つずつ、名指しで与えます。各区画は、押す前にその及ぶ範囲を 示します。権限は、何が開くかを知ったうえで与えるものです。
| 権限 | 何が開くか | 及ぶ範囲 |
|---|---|---|
is_hr人事 |
/rh、/parcours、/sante-securite、
/accueil、金庫の管理 |
フリーランスを除く全従業員の申請、休暇残、給与明細。 |
is_finance経理 |
/gestion、/partenaires、/flotte、
/pieces、/import、および在庫の限定された側 |
取引先、契約、請求、予算、経費、備品、会議室。 |
is_it情報システム |
/informatique、/developpement |
ソフトウェア資産、業務アプリの利用権、情報システムの障害。 |
is_referent内部通報窓口 |
/alertes/signalements/… |
通報の受付。従業員五十人以上で義務となるもの。 |
権限は足し算です。画面を開きこそすれ、閉じることはありません。一人が複数を 持てます。管理は暗黙のうちに全部を持ちます —— 右の三つの例外を除いて。
印をつけない管理関係#
「管理職」のチェック欄はありません。組織のなかで部門または
チームの責任者に任じられているから管理するのです。/mon-equipe
は少なくとも一つの範囲を預かる人に開き、そこに並ぶ顔ぶれは、まさにその範囲の人たちだけ
—— 一人も多くありません。
管理職が得るのは、自分の範囲に限って、次のものです。
- 自分のチームの休暇と申請の承認。
- 一対一の面談。
- 勤務表への書き込み。
/qualiteの画面。- 知識の蓄積への執筆。
経営の見通し#
/pilotage は会社全体を見ます。管理、経理、人事に開きます。権限の
どちらか一方ではなく、二つの和で入れる唯一の画面です。
読むのは自由、書くのは限る#
四つの画面は、画面ではなく HTTP の動詞で分けています。見るのは自由、手を出すのは別。隠された 画面とは正反対の考えです。誰にも読めない勤務表は、誰の役にも立ちません。
| 画面 | 読む | 書く |
|---|---|---|
/planning | 全員 | 管理職、人事、管理 |
/base-de-connaissances | 全員。記事の公開範囲に限られる | 管理職、人事、管理 |
/evenements | 全員 | 人事と管理 —— ただし自分の席の申込みと取消しは各自に開かれている |
/stock | 各自が必要なものを申し出る | 品目、入出庫、発注、請求は経理 |
管理だけ。委ねる道はない#
| 画面 | なぜ |
|---|---|
/admin | アカウント、組織、権限、モジュール、外観。 |
/securite | 監査記録、セッション、パスワードの決まり。 |
/sauvegardes | 復元はデータベース全体を書き換えます。 |
/rgpd | 個人データの書き出しと消去。 |
/integrations | API のトークンと Webhook。会社のデータへ扉を開ける行為です。 |
/direction | 経営の一覧。 |
/juridique | 出資者、役員、総会。 |
/demandes/types | 申請の種類を決めるとは、承認経路を書くことです。 |
錠が二つある画面#
七つの画面は任意モジュールに属します。二つの条件が要ります。モジュールが 入っていること、そして権限があること。モジュールを切ってあるとき、ページは 「権限がありません」ではなく 404 を返します。切ってあるモジュールは存在 しません。そこから読み取れるものは何もありません。
| 画面 | モジュール | さらに要る権限 |
|---|---|---|
/comptabilite | 会計 | 経理 |
/paie | 給与計算 | 人事 |
/facturation-electronique | 電子請求 | 経理 |
/stock | 在庫と購買 | 読むのは自由、書くのは経理 |
/tresorerie | 資金管理 | 経理 |
/immobilisations | 固定資産 | 経理 |
/crm | 営業 CRM | 経理 |
従業員代表#
/cse はすべての従業員に開き、/cse/gestion は選ばれた者だけに開きます。
管理者であるかどうかは関係ありません。選ばれているか、いないかです。
署名フォルダー#
誰もが自分に関わる書類を見て、署名します。フォルダーを作ること、取り下げること、他人のものを 見ることには、人事の権限か管理が要ります。
メンバー自身では変えられないもの#
三つの項目は、どの版でも管理だけが変えられ、プロフィールに姿さえ見せません。
- メールアドレス —— ログインの識別子だからです。
- アカウントの IMAP と SMTP の設定。
- 名簿からの非表示 —— 自分で自分を消せる社内名簿は、もう名簿ではありません。
メンバーの手に残るのは、パスワード、顔写真、紹介文、電話番号、表示言語、そして二要素認証です。
規則は推し量らず確かめる#
方針は一つのファイルに収まっています。ある経路に効く規則を読むには:
# PHP 版
grep -n "/pilotage" app/Core/Kernel.php
# Node 版
grep -rn "/pilotage" src/middleware/
二つの版は同じ規則を、二度書かれた形で持ち、同じ筋書きで確かめられています。権限の要る画面 それぞれについて、権限のないアカウントで入室を試み、断られることを求めるテストがあります。
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